御射神社

浅間温泉の最北に鎮座し、幽玄な雰囲気が漂う、『御射(みしゃ)神社春宮』をご紹介いたします。

御射神社は古代には浅間社または浅間の宮といわれ三才山奥宮が「山の神」、浅間の宮を「田の神」とされていましたが、以後 三才山奥宮を「秋宮」、浅間の宮を「春宮」と呼ぶようになりました。

御祭神は諏訪神社と同じ 建御名方命、八坂刀売命、事代主命が祀られており「無事平安」「家運長久」「災害厄病排除」「商売繁盛」などのご利益があるとされています。

毎年10月に執り行われる『松明(たいまつ)祭り』は五穀豊穣と人々の安泰を願い、松明が夜の温泉街を練り歩き、勇ましい火炎太鼓が奉納され、一帯は炎と煙に包まれます。

この煙に乗って、里の春宮に降りていた氏神様が奥の御射神社秋宮へと帰るといわれています。

三才山を背後に控えた参道には道祖神が並んでいますよ。

浅間温泉にお越しになられた際は、御射神社で祈請されてはいかがでしょうか。

一花からは約800m、徒歩10分ちょっとで訪れることができます。

(今年の松明祭りは10月13日土曜日です)

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