2021年　新年の御挨拶

新年あけましておめでとうございます。

日頃から支えて頂いておりますお客様のおかげで、今年も無事に新年を迎える事ができました。

2020年は毎日コロナ問題で、新年を迎えた今も、出口の見えない暗いトンネルの中を手探りで進んでいるような状況が続いております。

我が一花におきましても、少なからず制限を受けての営業でお客様にもご迷惑をおかけした一年だったのではないのでしょうか？

ただ、私共の特効薬ワクチンは、お客様の“笑顔”で御座います。

お客様の笑顔が見たくて、日々、一生懸命おもてなしをさせて頂いております。

笑顔でお客様をお迎えし、笑顔のお客様を笑顔でお見送りする。

これこそが最高の“ご褒美”なので御座います。

館内に生けてある写真のお花、使用している花器は『泊船（とまりぶね）』と呼ばれる器です。
『泊船』の名前にもあるように、お客様が安心してお泊まり頂ける舟（施設）を目指し、お花を根本で支えている竹は井戸の形に組み、井戸に湧き出る水の如く「幸」がどんどん湧き出てくるように、との意味を込めて生けました。

何かと不便の多い今日ですが、現在のこの状況が一日も早く解消され、平穏な日々が取り戻せるよう心から願っております。

本年も昨年同様、お客様の“本亭”あっての“別亭”一花をご愛顧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

年頭にあたり、皆様のご健勝とご発展を祈念致しまして、新年のご挨拶とさせて頂きます。

令和三年元日

別亭一花　支配人　冨永 実